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ゼロからスタートし
トライ&エラーを繰り返して形にする
これからも自分の手で
新ビジネスを手がけたい

木幡 将伍

2010年入社
ミツウロコクリエイティブソリューションズ
グループシステム推進部
(取材当時)

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ガスの小売りからカフェの経営へ

入社後、栃木支店で1年間ガスの小売営業を経験した後、2011年にミツウロコアミューズメント事業部に配属されました。そこで任されたのが横浜最大級の複合商業施設HAMABOWL EAS内の温浴施設SPA EASの運営です。当時、SPA EASは外部に運営を委託していたのですが、当社で直営することになり、その切替業務を担当することになったのです。併せて、HAMABOWL EAS内の飲食店の立ち上げと運営も一任され、店舗設計からメニューづくり、人材採用までを手がけました。新しいことにチャレンジすることは私自身の希望ではありましたが、ガスの小売りから異なる業態のカフェの経営を任されるとは予想もしていませんでした。これがミツウロコにおける私の挑戦の歴史の1ページ目となりました。

海外研修を転機に今度はIT分野へ

次の転機はベトナムのホーチミンで行われたIT人材の育成を目的とした海外研修への参加でした。正直なところ、私自身はITにそこまで興味があったわけではなく、他の企業や海外で働く人々と交流し、自分自身の知見を広めたいという思いで応募しました。研修ではさまざまな人々と交流するという当初の目的を果たすとともに、ITのプロジェクトチームに参加してプロジェクトマネジメントを深く学ぶことができました。帰国後は、ココストアリテールの事業立ち上げに参加した後、2017年より現部門で最先端技術の活用による業務効率化という新たなチャレンジに取り組んでいます。

人手不足、高齢化という業界が
直面する問題に挑戦

現在、私はグループシステム推進部企画チームでWeb請求システムやエネチェック、紙による発注のWeb化などを推し進める一方、Smart OWL事業推進室を兼務し、LPWA (Low Power Wide Area)を活用したLPガス配送業務合理化、自動検針化に取り組んでいます。背景には配送業務の人手不足、高齢化というLPガス業界が直面する問題があります。Smart OWLは各ガスメーターに設置した無線子機からデイリーで検針情報・保安情報を自動で取得し、このデータをもとに配送日と最適な配送ルートを実現するものです。昨年は1年間にわたる実証実験を行い、約40%の業務効率化を達成しました。今後は商用化に向けた活動に力を入れていく予定です。

チャレンジはトライ&エラーの
繰り返し

実に多くのチャレンジの機会に恵まれてきた私ですが、もちろん、すべてが順調だったわけではありません。Smart OWLも当初は想定通りには業務効率化が進まず、実証実験を分析し、原因を見つけては再度システムに落とし込む、そのトライアンドエラーの繰り返しでした。しかしゼロからのスタートが1になり、やがて成果という形になったときの達成感はなにものにも代えがたいものです。ひとつの事業を任され、自分の手で育てあげると思い入れも深まります。それが新たなものへチャレンジするおもしろさだと私は思います。実は「Smart OWL」とは私が命名したものです。商標登録するために60ほど考えた候補のひとつで、森の賢者フクロウのように360度見回し情報を収集するという意味合いを込めました。フクロウには福が来るとか不苦労と言う語呂合わせもあって、自分でもお気に入りの候補でした。それだけに愛着も一入です。

将来はIoTを活用した農業で
地方活性化に貢献したい

いま社内の有志が集まって、将来に向けた新しいビジネスに関する検討を行っています。そのアイデアのひとつが廃校などを利用した農業振興です。IoTを活用したスマート農業を使われなくなったスペースを有効利用して行うことで、地域に雇用を生み出し、活性化につなげていく。もちろん廃校利用にはさまざまな規制もクリアする必要がありますが、地域に貢献する新しいビジネスの創出に向けて、長期的な展望で進めていきたいと考えています。

一日のスケジュール

午前中

8時30分頃出社。事務処理や情報整理を行いながら始業を待つ。9時ショートミーティングで事業進捗の確認など。
基本的にはルーティン業務がないため、Web会議や営業部門からの問い合わせ対応、
配送員からの連絡を受けて配送システム修正の検討などフレキシブルに対応する。

午後

システム増強に向けた打合せ。企画チームで新規業務フローの検討。
企画書の作成。システム改善策の会議など。