Environment 環境

お客様先でのCO2排出抑制
‐気候変動への対応

高効率ガス機器の普及促進

当社は、高効率ガス機器の普及促進により、CO2排出量の削減・地球温暖化防止に貢献することを目指し、高効率で付加価値の高い商品を提案し、販売しています。従来型給湯器と比較しCO2排出量を約16%削減できる家庭用の潜熱回収型高効率給湯器「エコジョーズ」、さらにヒートポンプ式給湯器と「エコジョーズ」を組み合わせ、従来型給湯器と比較し約40%のCO2排出量を削減可能なハイブリッド給湯・暖房システム「エコワン」の販売など、お客様のニーズの多様化、選択志向に合わせて展開しています。

高効率ガス機器の普及促進

家庭用燃料電池「エネファーム」の普及

当社の新エネルギー事業推進において、エネルギーのベストミックスを主として地産地消によるエネルギーの効率化を進めています。現在の主な電力供給は送電ロス・廃熱ロスによりエネルギー効率が低いことにフォーカスし、各消費地に設置した分散型発電システムである「エネファーム」の設置推進をしています。主に、LPガスによる「エネファーム」の推進をハウスメーカーとの連携により新築一般家庭向けの普及に注力しており、今後も分散型エネルギーシステムの普及促進に取り組んでいきます。

家庭用燃料電池「エネファーム」の普及

太陽光発電システムの拡販

太陽光発電は、温室効果ガスを排出せず、カーボンフリー電源としての役割を果たします。燃料費も不要であり、発電した電気を自家使用することにより、電力会社からの購入電力量を削減したり、余剰分を売電することも可能です。設置をすれば日射がある限り発電し続けるなど経済性も備えています。日本は地震や台風集中豪雨など自然災害が多いため、停電などが発生した場合に非常用電源としても利用可能という有用な電源です。太陽光発電システムに加え蓄電池を設置することで創蓄連携システムを普及促進します。

太陽光発電システムの拡販

エネルギーソリューション事業の展開

コージェネレーションシステムの選定や整備、省エネ機器の提案を通じて、工場、商業施設、病院などの施設全体のエネルギーを省エネ化します。電力・熱・計測・制御・蓄電・発電を中心に包括的なエネルギーマネジメントを実現します。エネルギーソリューションによるランニングコストの低減に加え地球環境に配慮した事業を展開します。持続可能な社会に向けた役割を担い、未来を見据えたソリューションを提供します。

エネルギーソリューション事業の展開

再生可能エネルギー電源の開発

再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せず、国内で生産することのできる重要な国産エネルギーです。自然環境を活かした再生可能エネルギーは、社会を維持し発展させていくために、重要な電源です。既に保有している発電所に加え、太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギー電源を開発します。

再生可能エネルギー電源の開発

ミツウロコグリーンプランの提供

2015年12月の「パリ協定」採択後、消費者・投資家の気候変動に対する意識が急速に高まっており、温室効果ガス排出削減への企業の取り組みが重要視されています。当社はCO2排出量の削減に取り組むお客様へ「ミツウロコグリーンプラン」を提供し低炭素社会への貢献とお客様のニーズにお応えします。

ミツウロコグリーンプランとは…

ミツウロコグリーンエネルギーが調達している再生可能エネルギーの電気、非化石証書を利用し、大きく二つのパターンにて、お客様の要望に沿ったCO2排出係数プランを提供します。

※電気料金の削減だけでなく、CO2排出係数の削減が可能になります。
※本プランは、沖縄・島嶼部を除く全国のお客様の利用が可能です。

ミツウロコグリーンプラン導入によるメリット
  • 企業イメージの向上につながります。
  • 地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度にて、より低い排出量を報告できます。
  • 企業投資家の注目するCDP報告書にて、より低い排出量を報告できます。
  • 特別高圧電力・高圧電力のお客様は、コストと排出係数や再生可能エネルギー導入比率のバランスをみて、導入プランを選択できます。
    低圧電力のお客様は、再生可能エネルギー100%プランと排出係数0.00プランの選択が可能です。
再生可能エネルギー比率プラン
再生可能エネルギー比率プラン
CO2排出量削減プラン
CO<sub>2</sub>排出量削減プラン
主な事例
オフサイトコーポレートPPAによる電力の提供

2021年4月、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社は、再生可能エネルギーに関する国際的なイニシアチブである「RE100※1」に準拠した“ミツウロコグリーンプラン”を「RE100」に加盟する丸井グループの施設へ提供しています。
また、新たな取り組みとして、2022年12月、同社と株式会社丸井およびJA三井エナジーソリューションズ株式会社の三社で、オフサイトコーポレートPPA※2の構築に共同で取り組むこととなりました。
本事業はJA三井エナジーソリューションズ株式会社が東京電力管内5ヵ所に新規開発する太陽光発電所で発電される再生可能エネルギー由来の電力を、同社が株式会社丸井の東京都内2施設にRE100に準拠した電力と合わせて供給するものであり、経済産業省が公募する「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(令和4年度予算)」に採択されました。

  • 「RE100」とは、地球温暖化防止に向けて、The Climate Group(温室効果ガス排出量削減に取り組む国際NGO)がCDP(環境問題への取り組みについて情報公開を推進する国際NGO)とのパートナーシップの下で運営する国際イニシアチブです。加盟企業は、遅くとも2050年までに、再生可能エネルギー源から事業活動で使用される電力の100%を調達するという目標を宣言し、公表することになっています。
  • コーポレート PPA とは、需要家が発電事業者から長期間・固定価格で再エネ電力を調達する方法です。
オフサイトコーポレートPPAによる電力の提供
建設会社へのミツウロコグリーンプランの提供

ミツウロコグリーンエネルギー株式会社は、建設会社と提携し、新築工事現場へ地球温暖化対策に貢献するCO2排出量削減型“ミツウロコグリーンプラン”の提供を開始しました。
建設会社においてもサステナビリティへの取り組みを行う企業も多く、新築工事現場で使用する電力においてもご要望にお応えし、同社が供給する“ミツウロコグリーンプラン”の導入に至りました。