Environment 環境

資源循環の推進

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基本的な考え方

ミツウロコグループはグループを挙げて3R(廃棄物等の発生抑制:Reduce、再利用:Reuse、再生利用:Recycle)を推進しています。
様々な事業活動の中で資源循環への取り組みを強化しています。

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3R促進の取り組み

フードロス削減に向けた「エコニコタイム」

麻布十番モンタボーでは、『パンと地球を愛する私たちは、自分たちの手で作り上げたパンたちを簡単に粗末にはできません。』という意思のもと、品質の問題が無いものの規格外商品(若干の歪みや焦げ)や売れ残り等の理由により、従前は毎日廃棄されていたこだわりパンを「エコニコタイム」と称する販売時間限定サービスとして、お手頃価格で販売しています。
この取り組みは、フードロスを抑制し、環境負荷の軽減へつながるものであるとともに、お得に麻布十番モンタボーのパンをお試しいただける機会となっています。

フードロス削減に向けた「エコニコタイム」
規格外冷凍パンの自動販売機

2022年4月、「いつでも・気軽に・エコに 美味しい手作りパンのワクワクを」をコンセプトとして、モンタボー鵠沼海岸店(神奈川県藤沢市)で、当社初の冷凍パン自動販売機を導入しました。
国産小麦100%の冷凍パンと冷凍生地が、24時間いつでも気軽に購入いただけます。また、規格外のパンも取り扱うことで、フードロスを削減し、環境負荷の軽減にも貢献していきます。

規格外冷凍パンの自動販売機オープン
家具廃棄を削減する「サステナブルな不動産経営」の取り組み

株式会社ミツウロコは、家具のサブスクリプションサービスと、オフプライスマーケットを展開する株式会社ソーシャルインテリアと協業し、家具廃棄を削減するサステナブルな不動産経営に取り組んでいます。

  • 不動産事業における空間づくりに必要な家具をサブスクリプションで調達
    収益物件に必要な家具を所有せず、ソーシャルインテリアが提供するサブスクリプションを活用し、将来不要となった際の家具の回収・二次活用を促進することで、資源の有効活用を目指します。
  • 物件利用者が必要とする家具の所有の手間の軽減、不要時の回収、再活用へ
    ミツウロコが運営するマンション、オフィスビル、商業施設の入居者・利用者の皆様が、ソーシャルインテリアの家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」を優待価格で利用できるように順次進めていきます。これにより、利用者の皆様の「初期導入費用」「所有の手間」「不要時の処分手配の手間」の3つを軽減します。また、期間終了後の家具はソーシャルインテリアが回収し、同社が展開するオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」での二次活用を促進します。
家具廃棄を削減する「サステナブルな不動産経営」の取り組み
ボウリングピンとサウナストーンのリユースアート展

株式会社ミツウロコスポーツは、廃棄ボウリングピンを通じたサステナブルな活動である「Rain-Bowling Project」の一環として、2024年3月~2024年6月にHamabowl EAS内3ヵ所(1階エントランス、4階SPA EAS、8階ハマボール)を会場とした、廃棄資材をクラフトアートに活用する展示会「ボウリングピンとサウナストーンから生まれるクラフトアート展」を開催しました。本展示会の作品制作は、横浜美術大学クラフトコースの学生と教員によるもので、2022年度の実施より二度目の開催となります。
今回は「第8回横浜トリエンナーレ」にも「応援プログラム」として参加登録しており、会期に合わせJR横浜駅西口直結の施設である「JR横浜タワー」にも期間展示を実施。産学官が連携しての取り組みとして、地域の皆様に新しいSDGsなアートの形をお見せすることができました。
今後も「廃棄ゼロ」を目指して様々なリユースの形を模索し、挑戦を続けていきます。

ボウリングピン リユースコンテスト
小学校でのリユース教育
  • ハマボールで年間約500本破棄されるボウリングピンや、横浜天然温泉SPA EASで廃棄されるサウナストーンを使い、児童向けオリジナルゲームの企画や、アートへの活用など、様々なリユースの形を模索するプロジェクト。
EAS café 脱プラ・地産地消を推進 サステナブルカフェへ

SPA EAS直営のEAS caféでは、脱プラスチックを推進しています。2022年度より従来のプラスチックカップを一切廃止。2024年度より紙コップの提供から、繰り返し使えるタンブラーによるドリンクの提供に切り替えました。
また、食材の仕入れにおいては、野菜は地元横浜市内の商店で調達し、EAS café内のプラントセラーを活用した水耕栽培で必要な分だけ収穫するなど、フードマイレージの低減、フードロスを抑える仕組みを取り入れています。
今後も環境負荷低減につながるサステナブルな選択を提案し、地域への貢献を意識した施設運営を行っていきます。

EAS café 脱プラ・地産地消を推進 サステナブルカフェへ
フラワーオブジェ スマイルフラワーバス設置

横浜天然温泉SPA EASは、コロナ禍による市場縮小で生じたフラワーロスや、規格外品として廃棄される花を救う活動「スマイルフラワープロジェクト」を応援しています。エントランスでは、季節に合わせてフラワーバス(花手水)を制作・展示し、お客様を華やかにお迎えしています。
また、プロジェクトの認知向上を目的としたイベントでは、フラワーオブジェの人気投票やスタンプラリーを開催し、「花を飾る」取り組みを通じ、「従業員」「花農家さん」「お客様」の笑顔をつなぐサイクルが構築されています。
今後も時流を捉えたアイデアで資源の循環と、施設価値の向上に努めていきます。

フラワーオブジェ スマイルフラワーバス設置