健康経営
m-sbAnchor__link
基本的な考え方
ミツウロコグループでは、人財こそ最大の資産であるという考えのもと、将来の成長力の源泉である従業員の健康管理を重要な経営課題として捉えています。
一人ひとりが多様なライフステージに向き合っていることを尊重し、自らの健康を自律的・積極的に管理する職場を目指し、様々な取り組みや情報発信を通じて、従業員の健康増進をサポートしています。
今後も、予防のための心身の健康づくり、新しい生活様式に沿った働き方等、様々な取り組みを行い、リーディングカンパニーとして一層充実した健康経営を推進していきます。
「わたしたちミツウロコグループは、心身ともに健康で明るい生活を送るため、従業員一人ひとりが健康づくりに取り組み、元気ではつらつと働くことができる職場の実現をめざします。」
m-sbAnchor__link
ミツウロコグループ健康づくり活動方針
ミツウロコグループは、エネルギーを安定供給するとともに、飲食、不動産等のサービスを提供する、「豊かなくらしのにないて(A Lifestyle Producer)」としてお客様の暮らしに役立てる存在であり続けたいと考えています。また、従業員全員が、毎日が特別で、毎日新しいことをしていこうという意識を持ち、お客様に「感動を、次々と。(Every Day,Special!)」を与えられる会社でありたいと考えています。これらを実現するためには、従業員一人ひとりが心身ともに健康であることが不可欠です。ミツウロコグループは、これからも従業員一人ひとりが健康に働くことができる職場環境の構築、従業員の健康に資する取り組みを進めていきます。

健康管理の取り組みに関する指標
実績値 |
目標値 |
||||
---|---|---|---|---|---|
指標 |
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
2024年度 |
2025年度 |
定期健診受診率 |
100% |
100.0% |
100.0% |
100.0% |
100.0% |
精密検査受診率 |
74.4% |
88.7% |
100.0% |
90.0% |
90.0% |
ストレスチェック受検率 |
100% |
100.0% |
100.0% |
100.0% |
100.0% |
※ 対象者全員 に実施することが原則となっている項目を抜粋しています。その他の指標は下記リンク先のPDFファイルをご覧ください。
m-sbAnchor__link
ミツウロコヘルスケアセンター(MHCC)の発足
ミツウロコグループでは、産業保健体制の構築と発展を目指し、2023年10月1日より「ミツウロコヘルスケアセンター(MHCC)」を設立しました。
MHCCはCEO直轄の組織として、グループ各社が労働安全衛生法や国の公開する各種ガイドラインなどに従い、適切に従業員の安全配慮義務を履行できる体制であるかを分析、グループ会社の拠点どうしで営む事業や所在地などの事情によって安全配慮義務の履行の取り組みに差が出ることのないよう、医学的・法的な専門知見を基に事業者への助言を行うことで「事業者が社外のステークホルダーとの対話の機会とする『健康経営』」の基盤となる強固な産業保健体制の構築・確保を担います。今後も、グループ各社とMHCCは従業員一人ひとりが心身ともに健康に働ける職場環境の構築に注力し、社会に貢献してまいります。
健康経営推進体制

産業保健体制と健康経営の取り組み戦略
MHCCによる産業保健体制と、ミツウロコグループ各社が推進する健康経営の取り組みのつながりを図示しました。

m-sbAnchor__link
健康経営への取り組み
健康診断受診率100%
ミツウロコグループでは、健康診断100%の受診と事後措置を徹底し、生活習慣病等の重症化予防と健康増進をサポートしています。
健康診断結果に基づき、特に健康管理が必要な社員(ハイリスク者)への受診勧奨、保健指導等を確実に行っており、2023年度健康診断結果におけるハイリスク者への健診事後受診勧奨、保健指導の実施率は100%となっています。
受動喫煙防止対策
ミツウロコグループでは、2020年4月1日より労働時間内全面禁煙を、また2021年10月1日より、敷地内全面禁煙とし敷地内の喫煙スペースを廃止しました。これにより、従業員、お客様、関係者の皆様の受動喫煙防止に、さらに取り組んでいます。
また、2021年10月より毎月22日を禁煙デーとして定め、業務中・プライベートを問わず、禁煙に取り組んでいます。一日禁煙に取り組むことで、自身の喫煙習慣の振り返りを行うためのものです。また、セミナーや禁煙外来受診費用の補助なども行い、喫煙率の低下を目指します。
女性の健康
女性社員を対象とした、女性の健康・ライフイベント・キャリアをテーマとしたセミナーを開催しています。2023年度の女性セミナーには18.7%(全社)の女性社員が参加しています。また、定期健康診断時の女性社員の子宮頸がん検診の実施を通じて、女性の健康を支援し、女性活躍を推進します。国際女性デー(毎年3月8日)を意識して、この日を中心に「ありがとうのメッセージを送ろう」ということで、ともに働く仲間や家族、地域の皆様への感謝のメッセージを紹介するイベントを実施しています。


メンタルヘルス対策
メンタル不調を感じる従業者が社内の医療専門職(産業保健師または産業医)による面談を受けられる体制を整えています。毎年4月にグループ新入社員を対象にメンタルヘルスのセルフケアをテーマにした研修を行うとともに、年度内で職位に応じたメンタルヘルスの研修や資料の紹介を実施しています。
直近の取り組み施策(20年4月以降)
- 健康に配慮した食事の提供
当社グループの一部事業所では、「食」を通じて従業員の健康をサポートするため、健康に配慮した食事を気軽に食べられる「ぷち社食」を提供しています。ぷち社食は、昼食だけではなく朝食や軽食としても利用され、従業員の適正な食事の担保に貢献しています。 - 大人の体力測定
2022年度(秋)、2023年度(春)には、アプリを使ったウォーキングキャンペーンを実施しました。2022年度秋は100名弱が参加し、2023年度春は240名を超える参加者で盛り上がりました。一日の歩数を意識することでウォーキング習慣がついたとの声も多くありました。 - 大人の自由研究(食事コンテスト)
ミツウロコのロゴマークの「さんかく」にちなんだ食べものを、社員が自宅で作り、社内公開しています。コンテストを通じ、食や料理の楽しさや栄養について考え、社員間や家族間のコミュニケーションの活性化を図ります。2023年度はスープ(お味噌汁)をテーマに取り組みました。また、従業員投票を通じて人気投票をしたり、管理栄養士のコメントをいただいてよりよいメニューを検討したり、コミュニケーションにも一役買っています。 - ラジオ体操・有酸素運動
2020年度より主に女性社員を対象に、オンライン上でそれぞれ週1回実施しています。ラジオ体操はオリジナル動画を作成し参加者から高評価を受けています。また、有酸素運動は、ハンドクラップを中心に、10分程度の有酸素運動を行います。また、ヨガやストレッチ、ロコモティブシンドロームに対応した運動も取り入れて、積極的な運動機会の提供を行っています。 - 「健康経営の部屋」の開設
2021年度から、ポータルサイト上に「健康経営の部屋」を開設し、健康に関する情報や各種イベントの結果の詳細などを掲載しています。
ラジオ体操動画も同サイト上に掲載し、個人の好きなタイミングでラジオ体操に取り組んでもらうことができるようになっています。
新型コロナウイルス感染症への対応
当社グループは、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大期においては本社を起点に、全国各地域にてお客様・取引先、従業員とその家族の安全・健康を第一に、全従業員が感染予防と感染拡大の防止を共通認識とし、出社率3割程度の継続や、班ごとの交替出勤、在宅勤務・時差出勤を実施し、お客様に対するサービスの継続、保安の確保、地域のエネルギーライフライン維持に最大限に努めてきました。
政府により新型コロナウイルスが「5類感染症」に分類されるようになってからも、当社グループは従業員に対し、マスク着用、手洗い・うがい・手指消毒などの対策励行を呼びかけています。
m-sbAnchor__link
健康経営優良法人2024(ホワイト500)認定取得
2024年3月、日本健康会議が経済産業省と共同で、特に優良な健康経営を実践している企業や法人を顕彰する「健康経営優良法人(ホワイト500)」に5年連続で認定されました。
当社グループは『ミツウロコグループ企業倫理憲章』および『ミツウロコグループヘルスケア宣言』のもと、従業員の自律的かつ積極的な健康管理へのサポートを経営的な視点でとらえ、健康経営の推進に取り組んでいます。

m-sbAnchor__link
スポーツエールカンパニー2024認定取得
当社は、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行っている企業として、スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー」に認定されました。当社は、スポーツエールカンパニーの趣旨に賛同し、女性グループによるラジオ体操や有酸素運動の実施、「大人の体力測定」、ウォーキングキャンペーンなどの研修に取り組んできました。今後も、健康経営推進の取り組みの一環として、社員の健康増進のためのスポーツの実施について積極的に取り組んでいきます。
